
日本から14時間遅れて、ニューヨークでも年が明けました。
新年おめでとうございます!
当地の一番有名な年越しイベントは、タイムズスクエアのカウントダウン。
ボールドロップが始まったのは1907年(イベント自体は1904年)のこと。それ以来、100年以上にわたって毎年この地で行われてきたのですが(第二次世界大戦下の1942年、43年を除く)、コロナ禍の今年は史上初の無観客&バーチャル形式で行われました。
現地時間12月31日午後6時~翌0時15分(日本時間の2021年1月1日午前8時~午後2時15分)、ウェブキャスト、Facebook、Twitterなどで生配信されたため、日本から観た人もいたかもしれません。

招待された人は、スポンサー企業関係者に加え、今年のヒーロー的存在である医療現場の最前線で働いているファーストレスポンダー、医療従事者、教師など一部のエッセンシャルワーカーと家族のみ。
そうは言っても教師だけでも相当な数いる中で、「どうやって選んだの?」と思っていたら、母親と一緒に参加していたある教師の女性は「勤務先の学校でインタビューを受けて選ばれた」と言っていました。面接に加えて数が多い場合は抽選などで選ばれたのでしょう。
このボールドロップの参加者は毎年、基本的に観光客もしくはニューヨークに移住したばかりの人が多く、地元の人は少ないので(極寒の中で早朝から場所取り、トイレなし、など過酷な状況なため)、今年は1年間の感謝も込めて、このように「ヒーローたち」に開放できてよかったと思います。また市がこのような形で彼らに敬意を表したというのも好感が持てます。


ライブパフォーマンスとして、グラミー賞を2回受賞したディスコソングの女王グロリア・ゲイナーがコロナの年にふさわしい“I Will Survive” や “Joy Comes In The Morning” “Never Can Say Goodbye”を披露(パワーみなぎる若々しいお姿と歌声。何歳?とググったら77歳!全然見えない…)。ほかにジェニファー・ロペス、ピットブル、シンディ・ローパー&ビリー・ポーターなども登場。
アンドラ・デイも、グラミー賞にノミネートされた“RiseUp”や“ForeverMine”、そして年が明ける直前には、ジョン・レノンの“Imagine”も披露してくれました。
これらの大スターがすぐそこのステージにいたんだけど、私など取材陣が入れるエリアからはスクリーンしか見れませんでした。音が聴けたのでよかったですが。








こんな感じで「異例」のボールドロップは今年も終わりました。例年に比べて人がとにかく少ないので迫力には欠けたけど、考え方によってはもう2度とないであろう(あって欲しくない)スタイルでのイベント。未だ感染拡大が止まらないコロナ禍において、withコロナ・イベントとしてはこのスタイルがもっとも適切だったのではないでしょうか。
2021年が皆さまにとっても、健康でより良い1年になりますように願っております!

2020-21年カウントダウン準備(インストール風景&おまけ映像つき)
(Text, photos and video by Kasumi Abe) 無断転載禁止