週末、オフブロードウェイ・ミュージカル『Stranger Sings!』(ストレンジャー・シングス)を観てきました。
ストーリーは、ネットフリックスで配信されたSFホラードラマシリーズ『Stranger Things!』(ストレンジャー・シングス、邦題『未知の世界』)のパロディおよび劇場版。舞台は1983年のインディアナ州の小さな町。行方不明になった少年を巡って、不思議な超常現象が繰り広げられます。
ファッションや髪型、ローラースケートなど栄光の80年代にタイムスリップし、笑いあり驚きありの楽しいお芝居でした。

天井には古典的なステンドグラスのライト。ステージは真ん中のフロアで、それをぐるっと囲むように観客席が設けられています(正面はまるで自宅リビングのようなソファタイプの椅子も)。四方八方から現れる演者の熱気や息遣いが直に伝わってきて迫力大。
先日観劇した『K-POP』もステージとの目線が近く、観客がステージを囲むという意味では似たような形式だったし、オフブロードウェイはこのように演者と観客との距離感が近いのも良いです。
当初、元日に終演予定だったけど、好評につき8週間延長され、3月5日までの期間限定公演になります。
Text by Kasumi Abe (ノアドット「ニューヨーク直行便」(c) 安部かすみより一部転載)無断転載禁止