未接種で解雇、接種証明書の転売 …「ワクチン接種か否か」で揺れる米国

アメリカ各地の医療機関や大学などを中心に、従業員や学生に新型コロナワクチン接種を義務付ける動きが出始めている(未接種者は解雇)。ワクチンを打ちたくないが接種証明書だけは欲しいと、盗難事件まで出る始末。

日本人母が我が子を斬首、惨殺か。「殺せと声が聞こえた」と証言も容疑を否認 … 米アリゾナ怪奇事件

アリゾナ州に住む日本人女性(40)が先月、我が子2人を殺した容疑で逮捕、訴追された。遺体は斬首されていた。容疑者は精神疾患があるとされ「殺せと声が聞こえた」「覚えてない」「殺していない」と話している。

全米の4人に1人が「ワクチン打たない」反ワクチン運動や職場訴訟も(動画あり)

摂氏34度の夏日となった6日午後4時過ぎ、ニューヨークのハーレム地区にある教会の前は多くの人が集まり騒然となった。 米国立アレルギー・​感染症研究所の所長、アンソニー・ファウチ医師とバイデン大統領夫人のジル・バイデン博士が共にAbyssinian Baptist Churchを訪れ、教会関係者、医療従事者、接種を受けに来た人々をねぎらった。この教会は今年1月以来、新型コロナウイルスのワクチン接種会場として使用されており、これまで1万2000人以上がここで接種を受けてきた。 ニューヨークではワクチン接種数の浸透と共に感染者数も減っており、先月19日より大規模な経済活動が再開した。 ニューヨーク州では少なくとも1回の接種を受けた18歳以上は68.6%。 この国で教会とは、人々の心の拠り所として、地域住民にとって欠かせない要の場所だ。社会的に弱い立場の人々にとっては尚更である。そのような神聖な場所が今、感染防止の最前線として大活用されている。 「特にブラック&ブラウン・コミュニティー(新型コロナで打撃を受けた黒人層やヒスパニック層が多く住む地域)であるハーレム地区の教会が接種会場になり、2人が視察してくれたことは意義深い」と、同教会のカルヴィン・バッツ牧師は地元メディアを通して語った。 ファウチ医師とバイデン博士が訪れ、現場を激励した時の映像 一方で会場外では、ワクチン接種反対派の人々による抗議活動も同時に行われていた。 ホワイトハウスの発表では、米国内で新型コロナワクチンを少なくとも1回接種を受けた成人は63%に、1回もしくは2回の接種を「完了」したのは52%に達している。 バイデン政権は来月の独立記念日(7月4日)までに「成人の70%が少なくとも1回の接種を受ける」という目標を掲げており、すでに70%を達成したのは12州となっている。全米で見てもあともう少しといったところだ。しかしワクチン反対派による抗議活動を見る限り、簡単な道のりとも決して言えないようだ。 なぜなら、これまでの数々の調査で、アメリカ国内のおよそ25%の成人が、ワクチン接種を受けるつもりはない、もしくは未定とされている。 その25%にあたる人々の一部がこの日抗議活動を行い、「私たち国民に選択の自由がある」「ワクチン必須な世の中なんて御免だ」「我々は実験用ネズミではない」などと、ファウチ博士やバイデン博士の方針を強く批判した。 市内ではすでに『レイトショー』などテレビの人気公開放送番組や、新たな観光スポット「リトルアイランド」の有料イベントなどさまざまな場所で、「入場するにはワクチン接種済み証明書が必要」という動きが出ている。 クオモ州知事も「今後ワクチンが完全に承認されれば、州立大学や市立大学の秋学期以降の対面授業には、接種完了の義務付けを予定」と発表した。 「スポーツ会場や大学などさまざまな場所でワクチンパスポートが必須なんてことになってはならない」と懸念するのは、「マスク、ワクチン、(歯磨き粉の)フッ素反対」という看板を掲げたショーンさん。 ただし現時点で成人の60%以上が少なくとも1回の接種を受けている現実を見れば、これらの反対派はごく一部の人々ということだろう。抗議の様子を離れた場所から冷ややかに見ていた近隣住民の男性は、ちょうど博士の視察中に息子がワクチン接種を受けに行ったため、外で待機中とのこと。CDC発行のワクチン接種完了カードを誇らしげに筆者に見せながら、デモについて「この人たちはクレイジーだと思う。やれやれ」と呆れ顔だった。 進む分断 ワクチン反対の動きは今や、訴訟問題にまで発展している。 米南部テキサス州のヒューストン・メソジスト病院(Houston Methodist Hospital)では、医師や看護師などこの病院に勤務するすべての医療従事者が現地時間の今日7日までにワクチン接種を受けるよう通達されている。接種を受けなければ2週間の無給待遇の処分を受け解雇もあるとし、「従業員にワクチンの臨床試験への参加を強制することは違法」と、117人が勤務先の病院を相手に訴える騒ぎになっている。 ファウチ博士とバイデン博士はハーレムの教会視察の翌7日朝、ABC局のトーク生番組『ライヴ・ウィズ・ケリー・アンド・​ライアン』に軽やかな表情で出演した。司会者にワクチン反対派についてどう思うかと聞かれ、バイデン博士は「接種はあなたのためだけではなく、あなたの周りの人のためでもあります」と答えた。 ホワイトハウスは出会い系アプリ9社とコラボするなどし、主に若い世代を対象にワクチン接種啓蒙活動に力を入れている。先月24日、ファウチ医師や人気ユーチューバーらと共に記者の前に現れたバイデン大統領は、このように訴えかけた。 (緊急事態下において)「ワクチン接種はあなただけの話ではない。これはオブリゲーション(人としての義務、責任)なのだ」 当日会場外のワクチン反対派のデモの映像 関連記事 米国で見え隠れする「ワクチン差別」…「ところでワクチン打った?」という会話に潜む危険性(現代ビジネス) アメリカで「ワクチン接種数」が“頭打ち”…? これは数ヵ月後の日本の姿かもしれない(現代ビジネス) 新型コロナに「打ち勝った」“先行事例”となるか?NYが復興へ前進、大規模再開へ NY主要駅で新型コロナワクチン接種。ワクチンツアーの観光客にも好評【筆者の接種体験】 米「ワクチン接種でマスク不要」 NY中心地のマスク率は? 街の人の声は? Text and photo by Kasumi Abe (Yahoo!ニュース 個人より一部転載)無断転載禁止

「気分の落ち込みは18年USオープンから」 大坂なおみ全仏棄権と衝撃告白、各界の反応は?

テニスの大坂なおみ選手が、全仏オープンを棄権した。 大坂選手は大会前の先月26日、ソーシャルメディアを通じて、「(記者会見では)アスリートの心の健康状態が無視されている」とし、全仏中は試合後に行われる記者会見に臨まない意向を表明していた。 記者会見ボイコットを告げるメッセージ 皆さん、元気にお過ごしのことと思います。今日これを書いているのは、全仏オープン中は、記者会見をしないことをお伝えするためです。これまで、アスリートのメンタルヘルスが軽視されていると感じることがしばしばありました。会見場で私たち選手は、何度も受けた質問についてしつこく聞かれたり、疑念を抱くような質問をされたりしますが、疑いの目で見る人に自分をさらけ出すつもりはありません。たくさんのアスリートが負け試合後の会見で打ちのめされているのを見てきたし、あなたもそうでしょう。落ち込んでいるときの打撃は相当なものだし、そもそも質問の意図が不明です。私が記者会見をしないことは、大会自体や私が昔からお世話になって仲良くしている数名の記者に対しての拒否ではないので、個人的なこととして取らないでください。主催側が「記者会見をしなさい。そうしなければ罰金です」と言うのは、選手のメンタルヘルスを無視し続けることであり、それに対して笑うしかありません。私が支払う罰金が、メンタルヘルスのチャリティーに寄付されることを願っています。xoxo (ツイッターの概要) そして1回戦の試合後、大坂選手はコート上のインタビューには応じたが、決意表明をした通り、記者会見に姿を見せなかった。そのため、主催者から罰金1万5000ドル(約150万円)を科された。またグランドスラム4大大会の主催者は共同で、今後も記者会見をしないならば、より多くの罰金やグランドスラムへの出場停止処分を受けることになるとの声明を出した。 この問題はアメリカでも大きな波紋を広げたが、議論が大きくなりすぎて大会自体を混乱させていると判断した大坂選手は31日、全仏オープンの棄権を発表した。 全仏オープンの棄権を告げるメッセージ 皆さん。これは、数日前に投稿した時には想像もしていなかったようなことです。ほかの選手のためにも自分のためにも、今私がこの大会から退くことで、誰もが大会に集中できるでしょうから、そうするのがベストだと思っています。私は混乱させるようなことは決して望んでいませんでしたが(会見拒否の発表の)タイミングや内容は適切でなかったようです。もっとも大切なことは、私は決してメンタルヘルスという言葉を軽い意味で使ったわけではありません。事実、私は2018年の全米オープン以来、気分の落ち込み*が長い間続き、対処するのにとても時間がかかっています。私のことを知る人はわかっていると思いますが、私は内向的な性格で、試合会場で私がヘッドフォンを使うのは不安な気持ちを和らげられるからです。テニス関連の記者は私に親切な人ばかりですが(そして会見拒否発表について私が傷つけたかもしれない素晴らしいジャーナリストには謝罪したいです)、私は人前で話すのが苦手で、世界のメディアを前にすると特に大きな緊張と不安に襲われます。なんとか良い受け答えで会見をやり遂げようとしますが、大きなストレスになっています。ここパリでも私は心もとない気持ちでいっぱいでした。それで会見をやらずにセルフケアをしようと思い立ちました。(記者会見の)ルールは部分的に時代遅れと感じるため、それをお伝えするために先手を打ってアナウンスしましたが、私の表明は大きな衝撃を与えてしまい適切ではありませんでした。大会事務局には謝罪文を送り、大会後に改めて話す機会を持ちたい意向をお伝えしました。今しばらくコートから離れて過ごすつもりですが、時期が来たら選手や記者団、ファンのための最良の方法を探るための話し合いの場をツアーとぜひ持ちたいです。皆さんが元気で安全に過ごすことを望んでいます。みんなのこと愛してるよ。そして時期が来たらまた会いましょう。(ハート) (ツイッターの概要) 大坂選手の決意に対して、各界からさまざまな応援の声が上がっている。 テニス選手や関係者からも、心情を察する声が上がっている。 なおみに思いを寄せています。彼女を抱きしめてあげたい気持ちです。なぜなら私も同じような経験があり、彼女の言っていることがよくわかるからです。人々は皆、考え方も性格も違うのですから、この問題は彼女に任せ、彼女にとって最善の方法で対処させてあげるべき。そして(問題の本質について)気づきがあること、それが新たな一歩となるでしょう。 (セリーナ・ウィリアムズ選手) (試合後の会見を開くのは)もちろん簡単なことではありません。しかし(大会前に選手が合意の)サインをしています。これはスポーツであり、観客やスポンサーなどすべての人から期待されていることですから、どうにかやり遂げなければなりません。心からサポートしてくれるチームに恵まれる必要があるでしょう。彼らはあなたと共にあり、(落ち込む時に)あなたの支えになってくれます。 (ソフィア・ケニン選手) 大坂選手の件では、たくさん悲しいことが起こっています。ただ、彼女はそれを自分で決めたのですから、正直な話、今起こっていること以上にコメントはないです。精神的にダメージを負っているようですから、早く立ち直って欲しいということを望むばかりです。 (エリナ・スヴィトリナ選手) 大坂選手に今、必要な助けや時間などが適切に得られているかが心配です。彼女は世界最高の選手であり、国際的に人を惹きつける魅力と(実績の伴った)説得力のある有名人です。問題が彼女のテニスに影響を及ぼさないかと、私は大坂なおみ選手のファンとして心配しています。 (ESPNコメンテーター、マイケル・ウィルボン) 2018年の全米オープン以来、グランドスラムで4度優勝している大坂選手は、気分が落ち込んだ状態にあることを、彼女は前向きな姿勢で正直に打ち明けました。それは彼女が解決しなければいけない問題であり、問題と認めるのは大きな勇気とチャレンジが必要です。正直に告白したこと、そして記者会見に応じたくないとする理由を説明してくれたことについて、拍手を送るべきでしょう。 彼女をサポートする上で1つはっきりしておきたいのは、彼女は選手に課せられたルールを変えたいわけではありません。自ら大会に参加すると名乗り出たのであり、プロ選手であり、プロとしての義務を果たす必要があるのですから、近い将来同じことが起こらないように願うばかりです。 (ESPNコメンテーター、スティーヴン・A.スミス) 記者会見ボイコットやメディアが選手に与えるメンタルヘルスの問題についての悲しいニュースを聞き、特に彼女のような若い女性の心の問題は、真面目に受け止めるべきだと思いました。私も個人的にはメディアは嫌いでしたが、メディア(の助け)がなければ賞金も契約もないのですから、プロとして会見に応じるのは仕事の一部であると考え、受け答えをしてきました。全仏中の記者会見ができないという彼女の表明は今後も難しいことの示唆でもあり、彼女のキャリア面の危機に瀕している。 (元テニス選手のボリス・ベッカー) 昨年のBLM問題の際も自らの言動が注目され、人々に黒人差別問題について考えるきっかけを与えた大坂選手。その時も今回も、賛同と同じくらい反発も多いのだが、それは彼女のような一挙手一投足が世界の注目を浴びるに等しい影響力を持つ、若い世代のリーダー的なアイコンの使命なのかもしれない。 復帰のタイミングや東京オリンピックについて本人は明言をしていないが、オリンピックは体調などを考慮した上で出場の意思を示しているとも報じられている。しばらく休養し再び時期がくれば、必ずやコートに復帰するだろう。その時は心身ともに強く聡明でさらにパワーアップした世界のNaomi Osakaとして。 Sources: 米ワシントンポスト 英ユーロスポート * 注:日本語の記事に「鬱病」「うつ病」と書かれているものが散見されますが、英語の原文を読む限り、大坂選手の表現するdepressionとは、気分の落ち込み、うつっぽい憂鬱な気分が2018年以来、長い間あるということではないかと思いました。オーサーコメント 関連記事 大坂なおみ、女子スポーツ界長者番付で世界トップ&年収で新記録樹立! 米メディア発表 大坂なおみ優勝 黒人差別に対するメッセージも含め米メディアはどのように報じたか 大坂なおみ選手と重国籍問題 アメリカ国籍を選んだ「元日本人」に聞いた 大坂なおみ「世界トップアスリート」に。米紙に語った「私にとって、もっとも大きなことは・・・」 大坂なおみ帰国会見「自身のアイデンティティについてどうお考えですか」 インタビュアーとして思うこと Text and photo by Kasumi Abe (Yahoo!ニュース 個人より一部転載)無断転載禁止

緊急事態宣言が東京五輪の1ヵ月前まで延長。米メディアはどう報じたか

東京オリンピック・パラリンピックまで60日を切った中で、日本政府が発表した6月20日までの緊急事態宣言の延長について、アメリカの主要メディアも続々と報じた。 ◇ 公式パートナー「朝日」も大会中止を求める ニューヨークタイムズは「Japan extends a state of emergency until one month before the Olympics.」(日本は緊急事態宣言をオリンピックの1ヵ月前まで延長)と報じた。 同紙は、朝日新聞が行なった最新の世論調査結果を引用し、回答した人の83%が今大会の延期または中止を望んでいることや、朝日新聞がオリンピックの公式パートナーであるにも拘らず、菅首相に対して大会中止を求める社説を今週掲載したことなどについて紹介した。 また、関係者による最新コメントとして、以下のように触れている。 「理事会では誰も、大会を中止または延期にすべきという見解を明確には述べていない」 「新型コロナウイルスの症例数が減少するにつれて、世論は『改善するだろう』」 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長(27日に行なった記者団との懇談にて) ◇ 利害関係に動機付けられ開催の確固たる姿勢を維持 一方ワシントンポストも「As Olympic opposition intensifies, Japan extends coronavirus state of emergency until late June」(オリンピック反対が高まる中、日本は緊急事態宣言を6月下旬まで延長)と報じた。 同紙も、朝日新聞による最新の世論調査と社説を紹介しながら、IOC(国際オリンピック委員会)について「(それでも)莫大な財政的な利害関係に動機付けられた東京大会を開催するという、確固たる姿勢を維持」と述べた。 同紙も、関係者や有識者の最新コメントとして、以下のように触れている。 「東京はオリンピック史上最も準備の整った主催都市だ」 (アスリートへのコメントとして)「大きな自信を持って来日し、大会に向け準備をしてください」 IOC、トーマス・バッハ会長(27日) 「大会まで60日を切った。大会がもし中止ということになるのであれば、それはもっと早くに決まっていたはずだ(大会中止の可能性を否定)。私たちは今、大会実現に向かっているモードだ。開催のための運営手順はすべて進行中」 (万が一、開会式まで東京の緊急事態宣言が延長された場合でも) 「大会は(開催に向け)進められるだろう。なぜなら緊急事態宣言はバブル(試合会場や選手村、選手や関係者が、外部の一般市民との接触を遮断されていること)の外側で行われるし、関連施設および周辺は厳重に(感染防止対策が)整えられる予定だから」 IOCの最古参委員、ディック・パウンド氏(27日の電話インタビューにて) 「IOCは世論に注意を払いながらも、内部で世論調査も実施している。外部からの批判により決定を左右されることはない」 「最新の科学に基づいての開催決定であり、大会実現に向け進められれば、否定的な声が多く集まってくる(のも避けられない)」 「(ワクチン接種済みの選手や関係者数は)*非常に多く、増えている」 IOCの広報担当責任者、マーク・アダムス氏(今月初め) *(同紙は、IOCが選手村を利用する大半の選手や関係者が新型コロナのワクチン接種を済ませていることを期待しているが、IOCが接種済みか否かをどのように把握しているのか、そもそも把握自体をしているのかなどについては不明としている) 「1年間かけてコロナの感染防止策を学び、ワクチン接種が浸透したことで、オリンピックに向けて楽観的に考えられるようになった」 「我々は昨年オリンピックが延期されて以来、長い道のりを歩んできた。よって大会は無事に、そして安全に開催できると思う。しかしながら当然、多くの作業が伴う」 「アスリートたちがマスク着用やソーシャルディスタンスなど(*プレイブックに明記された)一般的な感染防止策をきちんと理解し、それに従うことが重要だ。また、選手村ではその情報が多言語でしっかりと伝えられる必要がある」 新型コロナウイルスの感染者情報を公開しているジョンズ・ホプキンス大学の上級研究者で、2004年アテネオリンピックの銀メダリスト(水泳)、タラ・カーク・セル博士 * ãƒ—レイブックとは?(日本語の第2版) オリンピック代表選手や関係者に共有されているルールブックのこと。選手および大会に関わるすべての関係者がルールを1つ1つ頭に入れ、厳密に従うことが大会を安全に開催するために最も大切とされている。…

大坂なおみ、女子スポーツ界長者番付で世界トップ&年収で新記録樹立! 米メディア発表

アメリカのスポーツビジネス系ウェブメディア、スポーティコは25日、世界で活躍するスポーツ選手の収入について、独自の調査結果「長者番付トップ100」を発表した。 上位100人は、世界23ヵ国で活躍するサッカーやテニス、ゴルフなど各種スポーツ選手で、その総収入額は42億ドル(約4200億円)に達した。 内訳は、(1)競技から得られる給与と賞金の29億ドル(約2900億円)のほか、(2)過去12ヵ月間のエンドースメント(スポンサー企業による肖像権使用などの独占契約)やライセンス料、スポーツメモラビリア(写真やカード、使用済みボールなどの記念品)、イベントやメディア出演料など、コートやフィールド以外の収入13億ドル(約1300億円)がある。 特筆すべきは、日本が誇るテニスの大坂なおみ選手が、15位(女性アスリートではトップ)になったことだ。現在、24日からの全仏オープンに参加中の同選手。今年2月の全豪オープン、女子シングルスで2年ぶり2回目の優勝を果たし、23歳にしてグランドスラム4勝目を挙げ、マーケティング力が急上昇。過去12ヵ月間の総収入が5510万ドル(約55億1000万円)となり、女性アスリートとしての史上最高額を樹立。昨年の40億円からさらに15億円以上上回った。 5510万ドルのうち5000万ドル(約50億円)はエンドースメントだという。 記事によると、過去12ヵ月間でこの金額を上回っているのはロジャー・フェデラー、レブロン・ジェームズ、タイガー・ウッズとごく稀な選手のみだ。そして、これまで(少なくともマイケル・ジョーダンの時代)はスポーツ選手が競技以外の政治的な発言をすることはタブー視されてきたが、大坂選手が昨年BLM関連の言動をしたことでさらに注目と理解を得て、文化を変えたと讃えた。その上で、史上最高額の更新について「どの企業も大坂選手とビジネスを共にしたいと思った、その結果だ」と高く評価した。 大坂選手と契約しているスポンサー企業には、日清食品、全日空(ANA)、日産自動車、ヨネックス、森永製菓、WOWOW、ナイキ、タグ・ホイヤー、ルイ・ヴィトンなど錚々たる名が並ぶ。 また大坂選手は、米スイムウェアブランドのFrankies Bikinisに加わり、今月初の水着コレクションを発表したり、スキンケアブランドのKINLÒを立ち上げたりもしており、記事は「23歳にして新進の起業家でもある」としている。 Netflixオリジナル・ドキュメンタリー『Naomi Osaka』が7月13日、全世界配信されることも決まっており、大坂選手の勢いは止まる所を知らない。 大坂選手のエンドースメント一例(Instagramより) スイートグリーン(アメリカで人気のサラダチェーン。今月同社初のアスリートアンバサダーとして就任。大坂選手も投資家の1人) 日産自動車 ルイ・ヴィトン タグ・ホイヤー 世界のスポーツ選手「長者番付トップ100」でも広がる男女格差 大坂選手以外にも、スポーティコが発表した今年のスポーツ選手「長者番付トップ100」を見てみよう。 1位 コナー・マクレガー選手(格闘家) 総収入 2億800万ドル(約208億円、うちエンドースメント料は約180億円) 2位 リオネル・メッシ選手(サッカー) 総収入 1億2600万ドル(約126億円、うちエンドースメント料は約35億円) 3位 クリスティアーノ・ロナウド選手(サッカー) 総収入 1億2000万ドル(約120億円、うちエンドースメント料は約50億円) 1位となったマクレガー選手の収入の大半はウイスキーブランド、プロパー・ナンバー・トゥエルヴからのエンドースメント料という。スポーツ選手にとって企業とのタイアップ契約金が収入の大きな比重をいかに占めていることがわかる。 マクレガー選手のプロパー・ナンバー・トゥエルヴ そのほか、トップ10入り選手: ダック・プレスコット(フットボール) レブロン・ジェームズ(バスケットボール) ネイマール(サッカー) ロジャー・フェデラー(テニス) トム・ブレイディ(フットボール) ケビン・デュラント(バスケットボール) ステフェン・カリー(バスケットボール) そのほか13位がタイガー・ウッズ選手、15位が女性トップの大坂選手、44位がセリーナ・ウィリアムズ選手などと続いた。日本人では大坂選手のほかに、錦織圭選手が2660万ドル(約26億6000万円)で88位に入った。 トップ100の中で女性アスリートは、大坂選手とウィリアムズ選手の2人だけだった。スポーツ界のジェンダー不平等(男女格差)がたびたび問題とされているが、やはり2021年になっても、このような結果に終わった。 関連記事 大坂なおみ優勝 黒人差別に対するメッセージも含め米メディアはどのように報じたか 大坂なおみ選手と重国籍問題 アメリカ国籍を選んだ「元日本人」に聞いた 在住者目線で「うまい」と思ったサッカー女子優勝会見スピーチ「今こそ賃金格差をなくそう」 大坂なおみ「世界トップアスリート」に。米紙に語った「私にとって、もっとも大きなことは・・・」 大坂なおみ帰国会見「自身のアイデンティティについてどうお考えですか」 インタビュアーとして思うこと Text and photo by Kasumi Abe (Yahoo!ニュース 個人より一部転載)無断転載禁止

米「日本への渡航中止勧告」が意味すること 米英メディアはどう報じたか

東京オリンピックを2ヵ月(8週間)後に控えた24日、アメリカ国務省は、日本で新型コロナウイルス感染者が増加し緊急事態宣言の延長が検討されている状況を鑑み、国民に対して日本への渡航中止を勧告した。 この勧告は、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が日本への渡航警戒を最高レベルの4(Do Not Travel)へ引き上げたことを受けたもの。 この日、渡航中止勧告(レベル4)を受けたのは日本だけではない。感染が拡大するスリランカもそうだ。レベル4の対象国は現在かなりの数となっており、メキシコ、ブラジル、トルコ(すべて2021å¹´4月20日)、インド(2021å¹´5月5日)など、さまざまな国が渡航を控えるよう勧告を出されている。 米国務省のウェブサイトでは、それぞれの国への渡航勧告状況を発信。 (台湾はレベル3、中国はレベル3、韓国はレベル2など) ↓ アメリカから国外の渡航警戒情報 ただしレベル4だからといって、その国への渡航が禁止されているわけではない。国務省のウェブサイトには「(それでも)もし渡航する際は、するべきこと」とした上で、例えば日本への渡航が避けられない場合は、在日米国大使館やCDCが発信する関連情報を注意深くチェックした上で、健康管理に留意し、かかりつけの医者に渡航について相談することなどを勧めている。 米英メディアは渡航中止勧告をどう報じたか? 日本にとって今回の渡航中止勧告で気になるのは、オリンピックからわずか2ヵ月(8週間)前という微妙なタイミングだろう。米英メディアはこの勧告がオリンピック・パラリンピックに与える影響についてどう見たのだろうか? 「US issues Japan travel warning weeks before Olympics」(オリンピックの数週間前に米国が日本旅行を警告)と報じたのは英BBC。「レベル4の勧告にも拘らず、米オリンピック関係者は、米代表選手が安全に大会に参加できると確信している」とした。また、IOCのコーツ副会長による「東京がまだ非常事態下にあってもオリンピックは(開催に向け)進むだろう」とのコメントにも触れ、「日本の人々は外部からのプレッシャー、つまり”gaiatsu”(外圧)なくしてオリンピック中止はないだろうと考えており、今回の渡航中止の勧告が、米国代表チームがオリンピック出場を取りやめる前兆になることを望んでいるだろう」と報じた。 また記事では、「アスリートではなく人として考えるならば、もし人々が安全を感じることができない大会ならば、それは大きな懸念事項だ」と、日本に住む人々の気持ちに寄り添ったテニスの大坂なおみ選手のコメントも改めて紹介した。 米メディアもこぞってこの件について報道している。 CNNは「US citizens warned not to travel to Japan as Tokyo Olympics near」(東京オリンピックが迫る中、米国市民に日本への渡航中止を警告)という見出しで、大会開催は「ますます高いハードルに直面している」と報じた。まだ5%にも満たない日本でのワクチン接種の遅れを指摘し、オリンピック反対の声が上がっている日本の現状も触れた上で、前述のレベル4の意味合いなどを紹介した。 ニューヨークタイムズ紙は「With Tokyo Olympics Weeks Away, U.S. Warns Americans Not to Travel to Japan」(東京オリンピックが数週間後となり、米国は国民に日本に旅行せぬように警告)という見出しで、日本の感染者数は欧米基準で考えると低いとしながらも、人々の多くはワクチン接種の遅れなど、政府の反応に不満を抱えていると報じた。 「米国からの選手団の派遣は関連しない」 ワシントンポスト紙は「Japan says US travel warning for virus…

新型コロナに「打ち勝った」“先行事例”となるか?NYが復興へ前進、大規模再開へ

ニューヨーク州では19日、ビジネスの入店・入場制限の規制のほとんどが解除され、大規模に経済活動が再開した。 規制が解除されたのは、飲食店、オフィス、小売店、イベント会場、博物館、遊戯施設、ジムなどさまざまなビジネスの入店・入場率、および閉店時間だ。 例外:店内飲食の営業時間規制解除は今月末、ブロードウェイミュージカルの全面再開は9月。集会やイベントは屋外は500人まで、屋内は250人まで、など。 深夜の営業を停止していたニューヨーク市の地下鉄も2日前の17日から、以前のような24時間の終日運行に戻った。 ニューヨークはこの1年間で、第1波〜第2波と2つの大きな感染の波を乗り越え、やっとここまで到達した。街の人々からは「やっと再開だね」という安堵の声が聞こえてくる。 入店率制限は撤廃されたものの、店内では人同士が6フィート(約1.8メートル)離れなければならないため、いくつかの人気店には依然として入場制限をせざるを得ないところも。 緊急事態宣言が長引く日本からすると、一時期の感染爆発地ニューヨークが今、一体どのくらいの数値で全面的に経済再開に踏み切ったのか気になることだろう。現状の数値と共にお届けする。 NY州が全面再開した当日(19日)の感染状況と、2波の推移 ニューヨークは第2波を乗り越え、感染者数は減少傾向にある。 19日に実施された新型コロナ検査は18万6078回。うち、1583件が陽性(全体の0.85%) 新型コロナウイルスによる入院患者(重症患者)数はこの日の時点で、1490人 死者18人 NY州の最新のワクチン接種状況 ワクチン接種も順調だ。駅で接種ができるパイロットプログラムが成功し、来週からは州内7つの空港にも居住者を対象に、予約不要の接種会場を開く。 これまでワクチン投与された実績はこちら。 これまでに州内で投与されたワクチン回数:1785万4772回 24時間以内に投与されたワクチン回数:10万9748回 少なくとも1回のワクチン接種を受けたのは、18歳以上の62.2%(すべての年齢層の50.5%) 必要回数分(1回もしくは2回)のワクチン接種を「完了」したのは、18歳以上の53%(すべての年齢層の42.5%) これまで報告されている州内の感染総数 NY州 感染総数 約209万件 死者数 5万2505人 NY市 感染確認総数 約94万4000件 死者数 3万3078人 ニューヨーク州の人口 約1950万人 以上が現時点での数値だ。 街で聞こえてくるのは、主流は初夏の訪れと共に経済再開を嬉しがる声だが、中にはさまざまな意見がある。 例えば、この1年間働くことなく失業給付金を得られ、また自分の元々の給料より失業給付金の方が多いため、復職したくないと言う声が人づてに伝わってくる。また、依然陽性者数も少なくないことから、経済再開は「時期尚早」とする声もある。 近所に住むサブリナさん親子は、ワクチン接種を2回「完了」したが、いつもマスクを着けて外出している。「まだビジネスの全面再開もマスクを取るのも早いと思います。多くの人が気を緩めると、またすぐにぶり返すかもしれません」。 さまざまな人々の考えがある中、ニューヨークは行政主導で、復興へ向け大きく舵を切った。 忙しなく行き交う大勢の人々を眺めながら、クオモ州知事が昨年の今頃、会見で言った言葉を懐かしく思い出す。 「今、我々の正面に立ちはだかっているのは、歴史的にも稀にみる困難へのチャレンジだ。しかし911(同時多発テロ)やハリケーンサンディを乗り越え、その後より良い社会を再構築したように、もう一度 â€œBuild Back Better” ã€ この街はこれから、新型コロナに「打ち勝った」“先行事例”の大都市となれるだろうか。 関連記事(感染者確認からのタイムライン) 2020å¹´3月:NY州で初感染者が確認 感染爆発対策で今日からロックダウン(外出制限)、ゴーストタウンと化するNY NYロックダウン(外出制限)から1ヵ月 変わったこと、変わらないもの【新型コロナ】 コロナと闘った111日 NYクオモ知事が第1波収束宣言(ウイルスとの共存は続いていく・・・) 半数以上が廃業? この半年「生き残った」飲食店が行った新たな試みとは【NYで屋内飲食再開】 米「ワクチン接種でマスク不要」 NY中心地のマスク率は? 街の人の声は? Text and photo by Kasumi Abe ( Yahoo!ニュース 個人より一部転載)無断転載禁止

NY主要駅で新型コロナワクチン接種。ワクチンツアーの観光客にも好評【筆者の接種体験】

アメリカでは新型コロナウイルスのワクチン接種を拡大させるために、あの手この手で「ワクチン推進キャンペーン」が進められている。 最新(17日時点)の接種状況 人口の48.1%(1億5782万人)が最低1回の接種。 37.1%(1億2382万人)が1回もしくは2回の接種を「完了」。 ニューヨーク市でも実験的な試みが行われている。「予約なし」で気軽に新型コロナのワクチンを接種できる場として、先週12日から16日まで、指定された主要8駅に接種仮設会場が設置された。 州の発表では、1駅につき1日最大で300回分のワクチンが用意され、15日までに4637回の投与が行われた。この期間中、自国での接種が遅れているとし、日本や南米など国外から訪れ、接種を受けている姿も見られた。 州はこの試みが大成功したとし、より多くの人が訪れた4箇所の駅を22日まで延長し、引き続き予約なしのワクチン接種を受け付けている。 筆者も16日、指定駅の1つのペンステーションに行き、ワクチンを接種してきた。 アメリカでは先月19日以降、16歳以上なら誰でも接種ができるようになったが、筆者がこの1ヵ月の間に受けなかった理由の1つは、アクセシビリティの問題があった。 接種を受けることは厭わなかった。接種を受けることにより行動範囲が広がり、自分同様に周囲にも安心感を与えられるなどメリットを感じていたし、テレビをつければワクチン、ワクチン、人々との間でも毎日のようにワクチンが話題に上るので、否応なしにワクチンのことは常に頭の中にあった。近しい人からのプレッシャー(のようなもの)も日に日に高まっていたので(!)、接種はいつにしようか…と考えてはいたものの、罹患したら重篤化するような健康上の問題があったり高齢の家族が周囲にいるわけではないので、面倒な予約作業をしたり接種会場に足を運ぼうという動機を見つけられないままでいた。 よって最寄りの主要駅で予約なしで今すぐに受けられるお手軽さ(しかもメトロカード=地下鉄7日間乗り放題の特典付き)は、筆者のようなタイプには好都合だった。 日曜日の午後3時過ぎ、開始時間に合わせて会場の1つであるペンステーションに到着すると、前日よりもっと長い列ができていた。中には、これまでワクチンの優先接種対象となったであろう高齢者も何人か見かけた。 混乱に備えてか警官も何人か配備されていたが、物々しい雰囲気はしない。 並んでいるときに前後数人と会話になったが、ある30代くらいの男性は「利用駅にあるのでついでに来た」ということだった。筆者のすぐ後ろに並んでいたのは、スペイン語を話す4人組で、祖父母入れた家族総出で来たようだ。 あまり長く待つのであれば止めておこうかなという気にもなったが、30分ほどで受付に到達した。 ここは問診コーナーだ。まず今日の気分を聞かれた。写真付きIDを見せ、氏名、住所、電話番号、生年月日などが確認され、タブレットに情報が入力される。新型コロナに感染したことはあるか、これまでにワクチンでアレルギー反応があったことはあるか、などの質問もあった。難しい質問はなく、5分ほどで終了。CDCのロゴ入りカードを渡され、中程のブース前で待つように指示される。 中の流れは良いようで、ブース前で待っているとすぐに呼ばれた。 このプロジェクトと提携している市内の医療機関の看護師(もしくは医師)が注射を担当するとされており、私を担当してくれたのは、30、40代くらいの女性看護師(もしくは医者)。彼女にカードを渡す。 とてもリラックスした態度で、今日の体調やこの2週間で新型コロナの症状のようなものはあったか、などを聞かれた。筆者は「両腕に悪寒を感じることはたまにあったけど発熱はなかった」と答えると、彼女はそれは問題ないとし、これから注射するもの(ジョンソン&ジョンソンのワクチンで、1回の接種で完了すること)を端的に説明してくれた。 接種後は奥の待合室で15分座って安静にし、様子を見ること。また副反応として患部が腫れたら、アイスノンのような冷やした不凍ゲルをあてたらいいということだった。ほかに質問は?と聞かれ、特にないと答えると、 「さぁ、どちらの腕に打ちましょうか?」 病院には滅多に行くことのない筆者にとって、久しぶりの注射となる。筋肉注射のため、針が刺さった瞬間は「意外と痛くないんだ」と思ったが、ワクチンを注入する間に少し鈍痛のようなものがあった。それも一瞬のこと。「はい、終わり」。 筆者はカードを受け取りながら、まったく準備をしていなかったが、このような言葉が心の底から自然と出てきた。 「一生懸命に人々のために働いてくれてありがとう!」 「どういたしまして!」と女性看護師も嬉しそう。 笑顔でブースを去った。 混みいった待合室で15分間休憩。先ほどのスペイン語を話す家族も接種をし終わっていたが、皆やっと打てたと言わんばかりの笑みがこぼれていた。特典のメトロカードをもらって出口へ。列に並んでから、すべては1時間ほどで終了した。 駅から外に出た瞬間、今の自分は打つ前の自分とは違うような気がし、なんだか清々しく感じた。接種歴カードの写メを送り、近しい人にも報告。「おめでとう!誇らしく思うよ」という声が返ってきた。 副反応について 今日で接種から3日が経過。あくまでも筆者の個人的なものになるが、以下が副反応と思われる症状だ。 打った夜: ä¸¡è…•ã«ã‚¾ã‚¯ãƒƒã¨æ‚ªå¯’がしてドヨ〜ンとなり、何となく「コロナに罹ったらこんな感じなのかな?」と思った。倦怠感や発熱はまったくなくいたって元気。念のため、早めに就寝した。 翌日: æ‰“った箇所が少し筋肉痛のような症状が出始めた。腕は普通に上がる。夜、少し両腕に悪寒がした。患部が痒かったが、絆創膏のせいかもしれない。体調は良い。 3日目: æ‰“った箇所の痛みは残っている。常に痛い訳ではなく、腕を真横に上げた時だけ鈍痛がする。腕は普通に上がる。体調は良い。 日本からの観光客もすんなり打てるのか? アメリカは「7月までに70%の人が少なくとも1回の接種を受ける」という目標に向け、州単位で今後もこのような「ワクチン推進キャンペーン」を続けていくと思われる。 特にニューヨークは、落ち込んだ観光業の立て直しのために、市外からの観光誘致に力を入れている。今後も観光客を含む人々を対象に、さまざまな企画を練っていくだろう。 そうなれば日本の皆さんが気になるのは、「日本から観光で訪れても、ワクチンを接種できるのか?」ということだろう。 答えは「当日の現場」によることもあるため、ここでの明言は避けたい。つまり入国審査と同じようなもので、自分がどのように臨んだかによって、状況が変わることもある。 ただし言えることとしては、筆者が会場を訪れた15日と16日は共に、日本を含む国外からの観光客も実際に接種を受けられていた。またアメリカでは「外国からの観光客だから」という理由で、断られる可能性は低いと思う。万が一断られるとすれば、コミュニケーションを取るのが困難だったり体調不良など「別の理由」が考えられる。 医療や健康に関する重要なことを英語で受け答えしなければならないため、言葉に不安な人は現地の日系旅行会社などに相談するのも良いだろう。また現在、指定駅で接種されているワクチンはジョンソン&ジョンソン製であり、1回のみの接種で完了という利点はあるものの、有効性は2回接種が必要なファイザー製やモデルナ製よりも低いとされている。 日本国内で新型コロナワクチンを接種する場合とは違い、国外では一口にワクチンと言ってもさまざまな種類があるし言葉の壁もある。安易に予約不要だからと「ワクチン接種ツアー」に飛びつかず、まずは自分の接種する「目的」を明確にし(自身の感染や重症化を極力抑えたいのであれば有効性の高いワクチンを選ぶ、など)、それに応じて国外でもいいから1日も早く接種したいのか、また接種するのであればどのワクチンにするのかなどを、今一度考える必要はあるだろう。 関連記事 米「ワクチン接種でマスク不要」 NY中心地のマスク率は? 街の人の声は? Text and photo by Kasumi Abe ( Yahoo!ニュース 個人より一部転載)無断転載禁止