027 フランス人も絶賛のベヌカリヌ「L’imprimerie」

ブルックリンのガむドブック『NYのクリ゚むティブ地区ブルックリンぞ』の著者、安郚かすみが、本で曞ききれなかったこずや、ただあるお気に入りスポットを玹介したす。「倧切な友人に玹介するずしたら」ずいう目線で遞んだずっおおき。今週はブッシュりィックにある「L’imprimerie」です。 以前パリを旅しお以来パンのおいしさに目芚め、ニュヌペヌクでもフレンチベヌカリヌ探しをするようになりたした。フランス人に出䌚ったら、おすすめのパン屋を聞くのがお決たり。今回玹介する店は、フランスの友人がすすめおくれた本栌ベヌカリヌです。 元印刷店でパン䜜りオヌナヌは異色の経歎 ドアを開けるず、店のロゎそっくりの男性が迎えおくれたした。フランス出身のオヌナヌ、ガスです。りェブサむトの写真ではこわもおですが、盎接䌚うず、ずおも優しい人でホッずしたした。 「ようこそ」ずペコリずするガス、その経歎を聞いおびっくり。今でこそ堂に入ったパン職人ですが、以前は金融業界で働いおいたした。リヌマンブラザヌズ、ノムラを経お、「倉化が必芁だった」ずいうこずで、退職埌に垂内のフレンチ・カリナリヌ・むンスティチュヌトでパン䜜りを孊び、むンタヌンシップを経お、このベヌカリヌを2015幎にオヌプンしたした。 新たな人生のテヌマにパンを遞んだのは「フランス人にずっお、コミュニティヌを幞せにするマゞカルな食べ物だから」。フランスではパンを分け䞎えるこずが文化的に根付いおいお、パヌティヌに持参するず必ず喜んでもらえるずのこず。  店名はフランス語で印刷店。ここが以前、印刷店だったずいう歎史ぞのオマヌゞュから名付けたそうです。 本物ぞのこだわり手䜜りを少量生産 品質管理は特に厳しく、質を䞀定に保぀ために少量生産にこだわっおいたす。地䞋のキッチンは毎朝4時から皌働し、1階奥のオヌブンで8時に焌き立おのパンが出来䞊がりたす。 どっしりずした本栌的なサワヌドりは、かむほどに味わいが増したす。皮がサクサク、䞭がふわふわな「Croissant」ず、チョコチップずアヌモンドクリヌム入りの「Chocolat Amandes」も人気。コヌヒヌず䞀緒に、どうぞ至犏な時間を ブッシュりィックのカフェやグロサリヌにも卞しおいたす。「あそこのサンドおいしいよね」っお店、もしかしおガスが䜜ったパンかもしれたせんよ。 All photos © Kasumi Abe安郚かすみ [All photos by Kasumi Abe]All images and Text are copyrighted. 本皿はWeekly NY Japionのコラム ã€å®‰éƒšã‹ã™ã¿ïŒˆBrooklyn本著者が案内する「叀くお新しい、ずっおおきのブルックリンぞ」からの転茉。無断転茉犁止

022 れロりェむスト、垂内初のバルク量り売りデリ「Precycle」

ブルックリンのガむドブック『NYのクリ゚むティブ地区ブルックリンぞ』の著者、安郚かすみが、本で曞ききれなかったこずや、ただあるお気に入りスポットを玹介したす。「倧切な友人に玹介するずしたら」ずいう目線で遞んだずっおおき。今週はブッシュりィックにある「Precycle」です。 レシピを芋お凝った料理をするずき、垞備しおいない調味料や食材が必芁になったりしたす。スヌパヌで買っお残りを䜿わないたたホコリが被ったもの、結構あったりしたせんか そんなずきに「必芁な分量だけ」を買える量り売りバルクフヌド店が、昚幎12月オヌプンしたした。昔は日本にもアメリカにもこういうお店、ありたしたよね。 れロりェむスト粗末にしない 「Precycle」のりェブサむトの「The Problem」ペヌゞをクリックするず、海岞䞀垯を埋め尜くしおいる倧量のペットボトルやごみの衝撃的な写真が掲茉されおいお、考えさせられたす。 「垂内初のれロりェむスト専門のグロッサリヌマヌケットです」ず、オヌナヌのカテリヌナ。ゞュ゚リヌデザむナヌをしおいたある日、自宅で倧量のごみを芋お唖然あぜんずしたそうです。「過剰包装されおいないものを売る店、必芁のないごみを出さない店を䜜ろう」。そう思い付いたのが2015幎のこずでした。 ここで販売されおいるものは、米、パスタ、小麊粉、豆やナッツ類、スナックやスパむス、発酵食品、茶葉、オむル類、せっけん、歯ブラシなどの生掻甚品、そしおゞャヌなどの透明容噚です。 癜みそ1ポンド18ドル99セントやキムチ1ポンド8ドル99セント、豆腐ポンド4ドル59セント、マルカン酢1ポンド4ドル 99セントもありたす。食品はできるだけオヌガニック認蚌された地元産を仕入れおいたす。 容噚を持参しよう 重量分が料金なので、持参した容噚の重量を店内にあるスケヌルでたず蚈りその数倀をスマホ撮圱しおレゞで芋せる、必芁な量だけを入れる。包装などはないので、賌入埌はそのたた自分のバッグぞ。 「オヌプンから1カ月以䞊経ち、出たごみは1袋分のみ。これからもごみ量を、同業他瀟が出す平均量の10以内に保っおいきたい」ずカテリヌナ。 必芁な分だけを買いたい時はもちろん、少量のみ必芁な調味料や詊したこずのない味を詊しで買うずきなどにも、ぜひ利甚しおほしいお店です。 Text & Photo by Kasumi Abe  安郚かすみ 本皿はWeekly NY Japionのコラム ã€å®‰éƒšã‹ã™ã¿ïŒˆBrooklyn本著者が案内する「叀くお新しい、ずっおおきのブルックリンぞ」からの転茉。無断転茉犁止

013 手䜜りコスメ自然ハヌバルスキンケア「Brooklyn Herborium」

ブルックリンのガむドブック『NYのクリ゚むティブ地区ブルックリンぞ』の著者、安郚かすみが、本で曞ききれなかったこずや、ただあるお気に入りスポットを玹介したす。「倧切な友人に玹介するずしたら」ずいう目線で遞んだずっおおき。 今週はりィンザヌテラスにある「Brooklyn Herborium」ブルックリン・アヌボリりムです。 ホリスティックスキンケアのお店で、党商品をりィンザヌテラス店奥のワヌクショップ䜜業堎で手䜜り少量生産しおいたす。 日本の友人に連れお行かれお知ったず話したら、共同オヌナヌのモりリヌは「口コミが日本たで広たっおいるのね」ずうれしそうでした。 劊嚠を機に「自然掟」に目芚める 商品の原料は自然成分にこだわっおいお、ニヌムの朚のハヌブなど䞀郚は囜産がないため茞入品ですが、基本的にはアップステヌトの蟲家などず察話し、仕入れ先を遞定。環境問題にも取り組み、熱垯林の砎壊に぀ながるパヌム油などは䞀切䜿甚しないなど培底したポリシヌです。 モりリヌの第䞀印象は、すおきな笑顔ず透明感のある肌。掗顔にはクレヌ、保湿にはオむルずミストず自分たちで手䜜りしたものだけを䜿っおいお、日焌け止めクリヌムやファンデヌションは塗らないそう。以前は芞術家だった圌女は珟圚3児のママ。1人目を劊嚠しお、自然掟に目芚めたそうです。 心身が健康になるフェヌシャルも人気 ベむビヌペガクラスで出䌚ったハヌバリスト゚ステティシャンの゚マが垂販品で肌が荒れ、オリゞナルラむン「Between You & The Moon」を䜜ったこずから2人は意気投合し、店を2011幎に立ち䞊げたした。 ホリスティックずは、肌衚面だけでなく䜓の内偎ず倖偎、メンタルなども含んだ総合的なアプロヌチのこず。フェヌシャルサヌビス75分、169ドルでは、コンサルテヌションもしっかり行いたす。 「䌝統的なハヌバリズムをベヌスにアナヌルベヌダなどさたざたなメ゜ッドの良さを組み合わせお提䟛しおいたす。ただし人は自ら治療する力がある。私たちは心身ずもに健康になるための『神聖な旅』に出るドアを開けおいるだけです」 メ゜ッド取埗の芋習いコヌス毎週、3カ月間もあり参加無料。 「いいものは私たちだけのものにしおおきたくない」海倖からの応募歓迎ずのこずです。 Text & Photo by Kasumi Abe  安郚かすみ 本皿はWeekly NY Japionのコラム ã€å®‰éƒšã‹ã™ã¿ïŒˆBrooklyn本著者が案内する「叀くお新しい、ずっおおきのブルックリンぞ」からの転茉。無断転茉犁止

010 ブルックリンの隠れ家 非日垞的空間のティヌサロン「Bellocq Tea Atelier」

ブルックリンのガむドブック『NYのクリ゚むティブ地区ブルックリンぞ』の著者、安郚かすみが、本で曞ききれなかったこずや、ただあるお気に入りスポットを玹介したす。「倧切な友人に玹介するずしたら」ずいう目線で遞んだずっおおき。今週はグリヌンポむントにある「Bellocq Tea Atelier」ベロック・ティヌ・アトリ゚です。 スプレヌの萜曞きがあるレンガ壁にメタル補の重厚なドア。ドアブザヌを抌すず、スタッフがドアを開けおくれたした。たさか䞭にこんなすおきな空間が広がっおいるずは、地元のグルメな友人に玹介しおもらうたで想像もしなかったです。 䞖界䞭でずれた100皮類のお茶がそろう 店内には日本、䞭囜、むンド、ネパヌルなどから仕入れた高品質の茶葉が73皮類、同店オリゞナルのブレンド茶26皮類がそろっおいたす季節により異なる。 オヌナヌ自ら茶園に足を運び、生産者ず䌚話をし、高品質のものだけを厳遞。ブレンドするのも自然玠材のものです。 マヌサ・スチュアヌトでフヌド゚ディタヌをしおいたハむディず、プロダクトデザむナヌのマむケル、むンテリアデザむナヌのスコットずいう同僚同士が3人で「Bellocq Tea Atelier」を立ち䞊げたのは2010幎のこず。 「もずもずお茶が奜きな人は昔からたくさんいたけど、近幎さらにその需芁が高たっおいたす」ずハむディ。たず3人は玅茶の本堎ロンドンで1幎間ポップアップ店を開いお地盀固めをしお、珟圚に至りたす。「意倖にも英囜人より倖囜人がたくさん店に来お買っおくれたした」ずマむケル。 隠れ家圢態のお店にしたワケ なぜこのような隠れ家圢態なのか、その理由はずいうず 「卞売りから始めたからよ」ずハむディ。圓初は店の奥のファクトリヌだけだったのですが、噂を聞き付けた地元客が「盎接買えないか」ずドアをノックしたこずがショヌルヌムを䜜るきっかけになったそう。始めは1日からスタヌトしお埐々に増やし、今では週5日営業しおいたす。 今の時期のおすすめは「どんどん寒くなるから、チャむコレクションセットで83ドルで枩たっおほしい」ず2人。 たた、「䞀぀だけお奜みを遞ぶずするず」ず聞くず、癜茶奜きのマむケルはブレンド茶の「The White Wolf」17ドル3オンス、ハむディは緑茶ブレンドの「Kukuya」31ドル3オンスを玹介しおくれたした。 週末はテむスティングも䞍定期開催䞭です。 Text, Photos and video by Kasumi Abe 安郚かすみ 本皿はWeekly NY Japionのコラム ã€å®‰éƒšã‹ã™ã¿ïŒˆBrooklyn本著者が案内する「叀くお新しい、ずっおおきのブルックリンぞ」からの転茉。無断転茉犁止

009 19䞖玀の薬屋で食べるむタリアン「Locanda Vini e Olii」

ブルックリンのガむドブック『NYのクリ゚むティブ地区ブルックリンぞ』の著者、安郚かすみが、本で曞ききれなかったこずや、ただあるお気に入りスポットを玹介したす。「倧切な友人に玹介するずしたら」ずいう目線で遞んだずっおおき。今週はクリントンヒルにある「Locanda Vini e Olii」ロカンダ・ノィニ・゚・オリです。 ブルックリン本の取材で、オヌナヌや地元のミュヌゞシャンにむンタビュヌした際、「おすすめ」ずいうこずで偶然にも2人に教えおもらったのが、この店でしたそのうちの1人は、毎週通うほどの倧ファン。 本堎トスカヌナのシンプルで玠朎な味 店名は「ワむンずオリヌブオむルの旅通」ずいう意味。魅力は䜕ずいっおも、1896幎創業の薬屋さん時代の内装がそのたた倧切に残されおいるこずです。 圓時䜿われおいたたたの戞棚には、アルコヌルのボトルや眮物などが陳列されおいたすが、「圓時のたたのピル入りのボトルもあるよ。叀いから絶察に服甚できないけど」ず笑うのは、同店の共同オヌナヌ兌シェフの、ミケル・バルダッチ。 ミケルはむタリア䞭郚のトスカヌナ州フィレンツェ出身で、圌がこの店で䜜っおいるのも本堎のトスカヌナ料理。ミケルいわく「䞀蚀にむタリア料理ず蚀っおも地方によっおさたざた。同じ地域でさえも北郚ず南郚では埮劙に異なるんだ」ず聞いお、劙に玍埗したした私の地元犏岡は豚骚ラヌメンが有名ですが、博倚ず北九州で確かに違うな、ず。 同店の料理は良質のオリヌブオむルや牛肉、豆類などをよく䜿い、バタヌの䜿甚は控えめです。䞀番人気のメニュヌは、パスタのTagliatelle Al Ragu17ドル。どれもむタリアンマンマから受け継がれおきたような、玠朎なおいしさです。 「ニュヌペヌクでは手に入らない食材も結構あるんだけど、すべおが手に入っおしたうず䞖界は぀たらなくなる。だからそれでいいんだず思う」ずいう意芋に、私も倧きく玍埗したした。 叀き良きNYらしさが残る隠れ家 お店に行くずきは迷うかもしれたせん。なぜなら、倖芳には以前の薬屋「Lewisルむスのオリゞナル看板が今でも掲げられおいるからです私も初めお行ったずき、気づかずに通り過ぎたした 。 地䟡が高隰するニュヌペヌクではランドマヌク的な倚くの老舗が閉店に远いこたれおいたす。このような玠敵な店がい぀たでも残り続けたすように。

007 創䜜カクテルのおいしいバヌ「The Binc」

ブルックリンのガむドブック『NYのクリ゚むティブ地区ブルックリンぞ』の著者、安郚かすみが、本で曞ききれなかったこずや、ただあるお気に入りスポットを玹介したす。「倧切な友人に玹介するずしたら」ずいう目線で遞んだずっおおき、今週はブルックリンハむツにある「The Binc」です。 ブルックリンには、歎史的建造物の保存地区が33カ所もあり、ブルックリンハむツは第1号ずしお1965幎に認定された地区。 それより102幎も前の1863幎に創立されたブルックリン歎史博物通を䞭心に、映画に出おくるような重厚なブラりンストヌンが䞀垯に広がり、街歩きが楜しい地区です。 関連党6店はすべおブルックリンに そんなブルックリンハむツを散策しおいおたたたた芋぀けたバヌが、この「The Binc」でした。 The Bincがオヌプンしたのは2016幎。姉効店党6店の䞀぀ずしお誕生したした。 姉効店は、Bevacco、Provini、Bar Tano、Bar Toto、Ogliastroなど、すべおブルックリンにあり、むタリア系です。 そしおBevaccoずThe Bincは隣同士で、Bevaccoでの食事埌にThe Bincぞ移動し2次䌚ずいうのもカンタンです。 The Bincは看板バヌテンダヌのフレヌゞャヌ・タむが生み出す、季節ごずのクラフトカクテルが自慢。垞時13皮類以䞊がそろい、奜みを䌝えればその堎でオリゞナルカクテルを䜜っおくれたす。 䞭でも人気は、日本文化にむンスパむアされた酒ゞンベヌスの「ボンサむ」ず、メキシコの蒞留酒メスカルベヌスの「゚ビヌタ」。 私はボンサむをいただきたしたが、ワサビが錻腔を通っおほんのり銙り、レモンの爜やかさず黒コショりの苊味が混じり合ったナニヌクな味で飲みやすく、䞀瞬で飲み干しおしたいたした 。 環境問題にも真剣に取り組む店 この店は、環境問題にも真剣に取り組んでいたす。脱プラスチックに向け、プラ補ストロヌから玙ストロヌぞの移行をオヌプン時から蚈画しおいたした。取匕先の䌚瀟が玙ストロヌを取り扱っおいないため、玙ストロヌの業瀟を調べたそう。 「䟡栌は1本プラ補が0.005セントほどなのに察しお、玙補は35セントほどに倀䞊がりしたした。でも環境保党を考えたらどうっおこずのない差額です」ず、ゞェネラルマネゞャヌの゚むミヌ・マスセナ。 今埌は、フヌドの持ち垰り甚の玙補容噚の導入も考えおいくそうです。T Text & Photo by Kasumi Abe  安郚かすみ 本皿はWeekly NY Japionのコラム ã€å®‰éƒšã‹ã™ã¿ïŒˆBrooklyn本著者が案内する「叀くお新しい、ずっおおきのブルックリンぞ」からの転茉。無断転茉犁止

006 川沿い絶景が魅力の地䞭海店「Celestine」

ブルックリンのガむドブック『NYのクリ゚むティブ地区ブルックリンぞ』の著者、安郚かすみが、本で曞ききれなかったこずや、ただあるお気に入りスポットを玹介したす。「倧切な友人に玹介するずしたら」ずいう目線で遞んだずっおおき。今週はダンボにある「Celestine」です。 むヌストリバヌ沿いの絶景が眺められるダンボの老舗レストランずいえば、昔も今も「The River Cafe」ザ・リバヌカフェ。プロポヌズの堎所ずしおも有名で、これたで䜕組のカップルがここで結ばれたこずか。 明るい店内倩気の良い日はテラス垭ぞ 高玚ロマンチック路線はThe River Cafeがダントツおすすめですが、よりリヌズナブルでカゞュアルな雰囲気を探しおいるなら、ぜひ「Celestine」ぞ。 地䞭海料理店のCelestineは2017幎10月にオヌプンしたばかり。党面ガラスの明るい雰囲気で、川沿いの景色を眺めながらの食事はおいしさがさらに増したす。 店を取り仕切っおいるのは、ハワむ出身で飲食業界20幎のマネゞャヌ、ニック・フォルチャヌ。フレンチやベゞタリアン・レストラン、ペむストリヌ業界でキャリアを積んできたニック。実は日本にあるむタリアンレストランでも働いた経隓があるそうです。しかしなぜ日本ぞ 「名叀屋のNOVAで英語教垫をしおいたんだけど2007幎に䌚瀟が砎綻したため、東京の広尟にあるむタリアンのシェフから声が掛ったんです」 名叀屋に4幎ず東京に1幎䜏み、ニュヌペヌクぞ。ブルックリンのボヌラムヒル地区にあるむタリアンの名店「Rucola」ルッコラで働き、オヌナヌレストラタヌ飲食ビゞネスを手広くするビゞネスマンであるゞュリアン・ブリッツィに実力を認められ、圌が新しく手掛けるようになったCelestineをたかされるこずになったのです。 新鮮なアペタむザヌやワむンがおすすめ 味もお墚付きです。䞻に東地䞭海沿岞料理トルコ、むタリア、ギリシャをニュヌペヌクスタむルでアレンゞしおいるのは、アメリカ人シェフのガレット・マックハヌマン。 ゞュヌシヌで銙ばしいラム・カバブや、新鮮なメれアペタむザヌをいただきたしたが、焌き立おのフラットバンパンや地䞭海の各皮コヌストワむンずの盞性もぎったりでした。倩気の良い日は、テラス垭がおすすめです。 C 取材こがれ話 今週のゞャピオン掲茉の私のコラム「叀くお新しい、ずっおおきのブルックリンぞ」は、ダンボの景色の良い地䞭海レストラン。䌊語で苊いずいう意味の食埌酒Amaroは消化を助け、日本の逊呜酒のように老人が飲んでたけど今では若者のトレンドのドリンクだっお。お昌から、矎味しゅうございたした😇 pic.twitter.com/MbA7re8YR8 — a.kasumi NY (@kasumilny) October 27, 2018 Text & Photo by Kasumi Abe  安郚かすみ 本皿はWeekly NY Japionのコラム ã€å®‰éƒšã‹ã™ã¿ïŒˆBrooklyn本著者が案内する「叀くお新しい、ずっおおきのブルックリンぞ」からの転茉。無断転茉犁止

005 ブルックリナむツの瀟亀堎「Royal Palms Shuffleboard Club」

  ブルックリンのガむドブックの著者が、本で曞ききれなかったこずやただただあるお気に入りスポットをご玹介したす。倧切な友人に玹介するずしたらずいう目線で遞んだ私のずっおおきスポット。今週は「Royal Palms Shuffleboard Club」です。     メタルの加工工堎をリノベヌトした、500人収容可胜な「Royal Palms Shuffleboard Club」。 1,579平方メヌトルの広さを誇る元工堎ならではの広くお開攟的なスペヌスは、ブルックリンならでは。友人から「ブルックリンらしいずころに行きたい」ずいうリク゚ストを聞いお、たず思い浮かぶお店です。 ここでは、倜な倜なブルックリナむツブルックリン子がニュヌペヌクでも珍しいシャッフルボヌドをしながら、飲んだりおしゃべりしたりしお、瀟亀を楜しんでいたす。   誰でも簡単にできるルヌルが魅力 シャッフルボヌドずは、キュヌず呌ばれる長い棒で円盀を突いお点数が曞かれた枠の䞭に入れるゲヌムのこず。2人以䞊からプレヌでき、もずもずはクルヌズ客船の甲板で行われおいたスポヌツずのこず。 オヌナヌのゞョナサン・シュナップスは、「初心者には無料レッスンがありたす。シンプルなルヌルので、誰でもすぐにプレヌできるようになりたすよ」ず玹介しおくれたした。   人気は東海岞から䞭西郚にも拡倧䞭 ゞョナサンがシャッフルボヌドず出合ったのは、幌少のころ。 祖父母の䜏むフロリダで人々がプレヌしおいるのを初めお芋お興味がわき、倧人になったある日「ブルックリンで若者がシャッフルボヌドをプレヌできる堎を䜜ろう」ずひらめいお、2013幎にオヌプン。これが倧圓たりしお噂が広がり、シカゎにも姉効店ができたした。 飲みながらする軜めのスポヌツかず思いきや、参加者はチヌムごずにナニフォヌムなどをそろえお、リヌグトヌナメントも開催するほどの熱の入りよう、です。 シャッタヌを開けたスペヌスには、週替わりのフヌドトラックが暪付けされ、タコスやホットドッグ、バヌベキュヌなどの軜食も楜しめたす。それぞれのグルヌプがプレヌしおいるのを、飲みながら芋るだけでも楜しめたすよ。   コヌトの䜿甚料は、1時間40ドルで予玄䞍可早いもの勝ち。人数が倚ければ倚いほどお埗です。パヌティヌは10人以䞊からコヌトの予玄が可で、ドリンク぀きのパッケヌゞ料金も甚意されおいたす。 Royal Palms Shuffleboard Club ロむダル・パヌムズ・シャッフルボヌド・クラブ Text & Photo by Kasumi Abe  安郚かすみ 本皿はWeekly NY Japionのコラム ã€å®‰éƒšã‹ã™ã¿ïŒˆBrooklyn本著者が案内する「叀くお新しい、ずっおおきのブルックリンぞ」からの転茉。無断転茉犁止

003むンダストリアルな雰囲気で䞖界46ヵ囜の豆を楜しむ「Brooklyn Roasting Company」

ブルックリンのガむドブック『NYのクリ゚むティブ地区ブルックリンぞ』の著者、安郚かすみが、本で曞ききれなかったこずや、ただあるお気に入りスポットを玹介したす。「倧切な友人に玹介するずしたら」ずいう目線で遞んだずっおおき。今週の私のずっおおきスポットは、ダンボにある「Brooklyn Roasting Company」です。 私がニュヌペヌクに移䜏したのは2002幎のこずですが、そのころコヌヒヌずいえば、薄くお味もフレヌバヌもほずんどないものが䞻流で、おおよそ今垂堎で出回っおいるおいしいコヌヒヌずはたったく別物でした。スタヌバックスでさえ、数は今ほど倚くなかったず蚘憶しおいたす。 そしお時代はサヌドりェヌブコヌヒヌ・ブヌムずなり、コクや深みのあるコヌヒヌが浞透し、本栌的なカフェも増えたした。 どんなコヌヒヌ奜きも唞らせる ダンボにある「Brooklyn Roasting Company」ブルックリン・ロヌスティング・カンパニヌ以䞋BRCは、ニュヌペヌクに数あるサヌドりェヌブ系カフェの䞭でも、私にずっお本の指に入る店です。 日本からのゲストや友人を䜕人も連れお行ったこずがありたすが、どんなコヌヒヌ奜きを連れお行っおも「これはおいしい」ず蚀っおもらえる、お墚付きです。 オヌナヌ、マむケル・ポラックは「普通の人はコヌヒヌを飲みながらほかの話をするけど、僕はコヌヒヌを飲みながらコヌヒヌの話しかしないんだ」ず蚀うほど、根っからのコヌヒヌラバヌです。 そんなマむケルは䞖界46ヵ囜のコヌヒヌ蟲園ず提携し、自らが足を運んで豆を厳遞。ネむビダヌドにある玄1,672㎡の広い工堎で焙煎独自にブレンドしおいたす。 「自分の店以倖のコヌヒヌを飲たない」。そんな圌のプラむンドあふれるBRCのコヌヒヌ、おいしくないわけがありたせん。 マむケルは21歳のころからコヌヒヌを飲み続けおいるそうですが、ここに到達するたで数々のストヌリヌがありたした。 以前はビデオレンタル店の経営、映画撮圱、子ども甚ラゞオ番組の制䜜、䞻倫ず子育おなど、さたざたな仕事を経隓したのち、珟圚のビゞネスパヌトナヌず出䌚っお、2010幎に焙煎工堎をオヌプンしたずいう、ナニヌクな経歎の持ち䞻です。 翌11幎、隣の家具屋が退去したのを機に壁を取り壊しお店舗スペヌスを拡倧し、珟圚のカフェスペヌスをオヌプン。お店で飲めるようになっお、たすたす人気が加速したした。 焙煎コヌナヌに食られた枚の絵 日本のメディアの取材ずいうこずで、あいさ぀早々に「芋せたいものがある」ず連れお行かれたのは、焙煎コヌナヌの隅にある枚の絵。 「昔、フランスの芞術家が倖壁に残しお行ったゲむシャの絵なんだ」 パナマなどから茞入されるGeishaコヌヒヌ豆゚チオピア皮ずかけたもので、マむケルはずおも気に入っおいるそうです。「店のロゎずしお䜿いたくお蚱可を取ろうず思い、芞術家を探したけど、連絡先がわからずにロゎにするのは諊めた」ず蚀いたす。 そんな興味深い゚ピ゜ヌドを思い出しながらBRCのコヌヒヌを飲むず、さらに䞀局味わい深く感じるので䞍思議です。 (デヌタ Brooklyn Roasting Company 25 Jay St. (718) 514-2874 地䞋鉄F線York St駅から埒歩4分 人物キャプション 倧のコヌヒヌ奜きのオヌナヌ、マむケル。© Kasumi Abe 店内キャプション 2017幎『Men’s Journal』誌で「党米ベストロヌスタヌ25」の1぀ずしお遞ばれた。© Kasumi Abe 女優のグりィネス・パルトロヌもここのファンだず、WSJ玙で語っおいる。© Kasumi Abe Text by Kasumi Abe 安郚かすみ 本皿はWeekly NY Japionのコラム ã€å®‰éƒšã‹ã™ã¿ïŒˆBrooklyn本著者が案内する「叀くお新しい、ずっおおきのブルックリンぞ」からの転茉。無断転茉犁止

002フレンチむンダストリヌの融合、 週末は2,000人が集たる「Lot 45 Bushwick」

ブルックリンのガむドブック『NYのクリ゚むティブ地区ブルックリンぞ』の著者、安郚かすみが、本で曞ききれなかったこずや、ただあるお気に入りスポットを玹介したす。「倧切な友人に玹介するずしたら」ずいう目線で遞んだずっおおき。今週は、ブッシュりィックにある「Lot 45 Bushwick」です。 壁画街「ブッシュりィック・コレクティブ」のあるブッシュりィック・゚リアは、クリ゚むタヌが倚く䜏み、今ブルックリンでもっずも勢いがある地区の䞀぀です。 私も2005幎たで1、2幎ほど䜏んでいたした。「おしゃれだから」ではありたせん。奜条件の家がたたたた芋぀かったからで、飲みに行くのはい぀も決たっお数駅先のおしゃれなりィリアムズバヌグでした。 ブッシュりィックは長幎劣悪な治安で、犯眪ず戊っおきたした。 1980幎代、この蟺に䜏んでいた知り合いの女性曰く「拳銃の流れ匟が飛んでくるのは日垞茶飯事」だったそうです。私も空き巣に入られたり路䞊で倉質者に遭遇したり、いろんな目に遭い匕っ越したした。数幎埌に、こんなクリ゚むティブな゚リアになるずは思いもせず…。 商業トラック補造所を改造 音楜むベントベニュヌも兌ねたレストランバヌ「Lot 45 Bushwick」は、生たれ倉わったこの゚リアを象城する店。 19䞖玀に商業トラックの補造所だった広い敷地を利甚し、奥はバヌスペヌス、手前のパティオ゚リアはコンテナを改造したミニキッチンや卓球台もあり、倜な倜な近所のヒップスタヌが集いたす。 ラモン・ノラレホRamon Noralejoが2013幎にオヌプンし、フランス出身のシェフ、サミア・ベハダSamia Behayaが共同オヌナヌずしお参加。 ラモンが初めおこの空スペヌスを芋たずき「倧きなリビングルヌムが頭に浮かんだ。そこには颚が通り抜ける明るいベランダがあっお 」。たさに今のLot 45です 料理は近郊蟲家で仕入れた食材を䜿い、すべお手䜜り。サミアの䞡芪のルヌツ、アルゞェリアずフランスのフレヌバヌがミックスした季節ごずの手料理は、店が混んでない時間垯にぜひトラむしおみおください。 姪っこぞの思がこめられたキッチン さお店名の意味を問うず、「Lotは倧きなスペヌスを衚しおいるのず、ここはもずもず店倖の向こう偎たで䞀぀の倧きなプロパティで、店舗リヌスにサむンをするずきに割り振られたロットナンバヌが45だったのさ」ずラモン。 そしお「実はねこの店には別のストヌリヌもあるの」ずサミア。 サミアが立぀コンテナキッチンは「djenna 」ゞェナずいう名前が぀いおいたすアラビア語でパラダむスずいう意味。 「2012幎に亡くなった姪の名前よ。圌女は生前『フヌドトラックをしおみたら』ずアドバむスをしおくれおいた。姪を忘れないために名付けたのよ」 倚くのほろ酔いパヌティヌピヌプルは気づかないかもしれないけど、ブッシュりィックのむケおるスポットの随所には、そんなオヌナヌの倧切な思い出が蟌められおいるのでした。 Lot 45 Bushwick 411 Troutman St. (347) 505-9155 地䞋鉄L線Jefferson St駅から埒歩2分 時間があれば、ここにも立ち寄っおみお Company XIV Text by Kasumi Abe 安郚かすみ 本皿はWeekly NY Japionのコラム ã€å®‰éƒšã‹ã™ã¿ïŒˆBrooklyn本著者が案内する「叀くお新しい、ずっおおきのブルックリンぞ」からの転茉。無断転茉犁止